一般的な木造軸組工法の住宅は、地震等の外力が柱や筋違いの接合部に集中するので「点」に大きな力がかかり、破壊・損壊・構造の抜けが発生しやすくなり、建物の傾きや倒壊などの原因となります。このパネル工法では地震等の外力が掛かった時に構造用断熱パネルの「面」で捉えバランスよく分散する事で力が集中するのを抑え、住宅を守ります。

地震時及び台風時の外力に建物が耐えられる様、建築基準法により一定以上の壁量が必要とされています。筋交いなどで1.5倍から5.0倍まで壁の強さを増す事が可能ですが、一般的に最大の5.0倍耐力壁は、構造用合板 の2枚貼りか筋交いダブルに構造用面材片面の現場施工となりコストや手間がかかります。イージーオーダーパネルは、パーチクルボード 片面貼りで2.6倍、i-Panelは5.0倍の高倍率壁量を実現し、コストを抑え施工性を向上。(財)日本建築総合試験所の耐力試験結果でも5.0倍の壁倍率評価を受けて国土交通大臣の認定を頂きました。その高い耐久性・施工性により、家族の成長や構成の変化に合わせて間取りを自由に変更できるスケルトン&インフィルを実現。さらに開口の大きい建物、狭小間口の建物、3階建の建物等、壁量の取りづらい建物にも優位に対応できるのが魅力です。

一般的に住宅の断熱材として用いられる繊維系断熱材(グラスウール・ロックウール等)は素材自体で形状維持が出来ないので、現場で貼り伸ばしたり・寄せたり・縮めたりして隙間無く必要部分に充填することが難しいとされています。イージーオーダーパネルはポリスチレンフォーム等のボード系断熱材を採用。断熱材ボードを間違いない寸法でカットし、隙間なく充填する事で安定的な断熱性能を実現しています。

結露は住まいの大敵。冬の窓周りの結露は気がつきますが、目につかない壁の中に結露が発生したら取り除く事が困難です。水分を含んだ断熱材は重くなって垂れ下がり、墜内部の上部が断熱材の無い状態(断熱欠損)になって、断熱性に支障をきたします。さらに含んだ水分が家の構造躯体を湿らせ腐食菌の発生を誘発する事態になる怖れがあります。構造用断熱バネルは、外気と内気が触れる可能性を極力無くしているので、壁内での結露発生が起こりにくくなります。

イージーオーダーパネル現場施工例

柱や梁をしっかり組み、1階から順にパネルで建物全体を隙間なく包みます。断熱材も施工。

防湿防風シートを家の外側に敷きつめ、胴縁を施工。
壁体内に入り込んだ湿気を屋外に排出し、結露の発生を防ぎます。